UP の解釈

UP についての疑問

・「黙れ!」っていうときの「シャラップ」が "shut up."だって本当?その up はどんな意味??

・"up the current" ってどういう意味?

・Time is up. / Time up. 正しいのはどっち??

・He walked up to the door.  彼はドアの上に歩いた。??

 

 

今回もこんな感じの悩みを解決していきます。

 

 

 

みなさまお疲れ様でございます。ふろみーです。

 

 

今回は up を扱います。「上へでしょ、簡単じゃーん。」という声がありそうですが、そんな簡単じゃありませんよ笑。

 

もちろん、up の本質は「上へ」です。それは正しいです。

 

 

問題は、その意味から派生して生まれた意味がとても多いということです。一番上の疑問のところにも書きましたが、up は、基本となる意味が非常に簡単ゆえに、様々な場面で応用されます。それが難しいのです。

 

 

それでは今回も、イメージ、イメージワードを基にして、up を紐解いていきましょう。

 

 

 

 

1.  基本イメージ

 

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 なんとなくわかりますね。水槽に蛇口から出た水が溜まっていく感じです。ここで大事なのは、up が「位置としての上」を表すわけではなく、「動いて上にいく」ことを表すということです。スピードアップとか、ボリュームアップみたいな感じですね。

 

 

ex.) The price of gasoline will go up from next week. 

       Fireworks lit up the night sky. 

 

 

そんなに難しくありませんね。ガソリンの価格が高い位置にあるというよりは、来週は、今よりも高い位置にガソリンの価格が上にいくだろう、という感覚です。

fireworks は花火、lit は light 輝かせる、の過去形です。花火が夜の空の明るさをあげる、という意味を考えると、up が使われる理由もわかると思います。

 

 

このイメージから、今回は up の意味を3つに分けて紹介します。そのうちの1つはもちろん、上に、という意味になるのですが、様々な場面で用いられるので、後から紹介します。先に、残りの2つの意味を扱いたいと思います。

 

2.  派生イメージ

(1) 近くに 

対象と自分との間にメーターがあって、自分がそのメーターを埋めていくという感じが up のイメージと一致して、この意味が生まれたのだと思います。(たくさん出てくる意味というわけではないんですけどね!)

 

ex.) He walked up to the door. 

 

「上へ」しか知らないととんでもない訳を作ってしまいそうです。

 

ドアの上を歩いた!?

 

 

これは、近くに、の up です。ドアと彼との距離が縮むという感じですね。そのため、ドアの近くに向かって歩いた、という意味になります。 この意味の場合、up だけでは、方向がわからないので、to と一緒に使われることが多いです。

 

 

この意味はそんなにたくさん出てこないので、こんな意味もあるんだなくらいで大丈夫です。

 

(2) 完全に

up に、「完全に、完全な」という意味があるなんて驚きですね。そんなの見たことないし、使ったこともないよ、と思っているそこのアナタ。意外と使っているかもしれませんよ。

 

shut up, clean up, break up,  などなど。意外と、完全、という意味の up は使われているものです。

 

ex.) I used up my pocket money. 

      He drank up the water. 

 

 

動詞に up がくっつくと、「完全に~し尽くす」という意味になることがあります。上の例文なら、使いつくす、飲み干す、という解釈です。

 

もちろん、I used my pocket money./ He drank the water. など、up が無くても文は成立しますが、完全という意味があるかないかでニュアンスが変わってきますね。聞き手が受ける印象も大きく変わってきます。

 

 

ちなみに、shut up は日本語でいうところの、黙れ!の「シャラップ」です。なんで、「シャップ」のになると思いますか?普通に発音したら、「シャタップ」になるはずです。

 

詳しく掘り下げはしませんが、簡単に言うとその方が発音がしやすいからです。まだ余力がある人は覚えておいてください。

 

母音(a,i,u,e,o) に挟まれた"t" は"d"や "r"のような発音になります。

 

let it go が「レットイットゴー」というよりも「レリゴー」に聞こえるやつです。興味がある人は調べてみてください。たくさん出てきますよ。

 

 

 

3.  その他の意味

 ここでは、up の無視できない意味のうち、単純な「上へ」という解釈では不十分なものを扱っていきます。

 

 

・育つ

ex.) I was brought up by my grandparents. 

 

bring up で「育てる」という訳になります。(子ども、孫などを)持っていく、上の方に、という解釈から派生して生まれたと考えられます。

 

 

・(勢い、流れに)逆らう

up の最も難しい意味でしょう。この意味は、上から下への力が働いている環境の中で、上方向への力を働かせる、というように考えるとよいです。上流から下流に水が流れている中で、上流を目指すサケをイメージしても良いでしょう。

 

ex.) A lot of fish tried to swim up a waterfall. 

 

 

この例文を見て思ったのですが、逆らう、という意味を知らなくても訳すことはできそうですね笑。加えて、ネイティブがどのようなことを考えて使い分けをしているのかはわからないのですが、「流れに逆らう」などを英訳するときには、up the current よりも、against the current の方が多いような気がします。確かに、against の方が流れと反対に進む感じが強いですよね。

 

 

 

up の解釈についてはこれだけにしようと思います。もっと深く掘り下げると、「北へ、北の」「起きる」などまだあります。ただ、重要度を考えると書くまでもないかなと思ったので省略します。

 

 

 

・おまけ

元のイメージが単純な up はこのように、様々な意味に派生することがわかりましたね。ではここで、元の意味が単純な単語同士を組み合わせて生まれた熟語を考えていきましょう。それが、、、、"up to" です。

 

 

to も元の意味はめちゃ簡単なので、たくさんの意味に派生します。その to と up が合体したらどのような意味になると思いますか?考えてみましょう。

 

ex.) 

1. up-to-date

2. come up to 

3. It's up to you. 

4. He is up to something.

5. It will take up to 5 days. 

6. What are you up to?

 

 

いくつかイラストにしてみました。

 

1. up-to-date 

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date は日付、という意味がありますが、今日、というニュアンスも持ち合わせています。イラストでは、それに向かって矢印が伸びています。矢印といえば to のイメージですね。では up はどのような意味で作用しているでしょうか。上へ、でも、完全に、でもないですね。この場合は、近づく、になります。矢印が date に近づいていますね。つまりモノが昔よりも、現在に近いから、(機械や設備が)最新の、という意味になります。

 

 

6. What are you up to? 

 

 

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今はスポーツを例に挙げてみましたが、スポーツ以外にも使うことができます。この例なら、何のスポーツの方向に近づいていますか?みたいな感じになります。つまり、What are  you up to? の解釈には、何にハマっていますか?、マイブームは何ですか?のようなものがあるでしょう。

 

 

ほとんどの up to がこの考え方で解釈できるのですが、

He is up to something. だけがちょっと難しいです。普通に考えると、「彼は何かに近づいている。」のような解釈になります。ですがこの表現での something は「何か良くないこと」という意味で使われます。文全体として、「彼は何か良からぬことを企んでいる。」というように訳されます。これは難しいですね。ノンネイティブは文脈で解釈するしかないでしょう。

 

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4.  終わりに

「上へ」とばかり考えていたであろう up を扱いました。いかがでしたでしょうか。先に、up のキーワードをまとめておきましょう。

 

 

up のキーワード:上へ、完全に、近くに、逆らう

 

 

こんなもんですね。でも大事なのは、このキーワード、意味を覚えるよりも、基本のイメージから意味を推測していく力だと思います。いくら勉強しても知らない表現は出てきますし、すべて暗記するのは困難でしょう。忘れないために使い続けるのも難しいです。

 

 

それなら、基本イメージとなる、「上へ」というイメージから派生させて意味を推測する力を磨く方が大事でしょう。

 

 

 

up のように、常に調子が上向きで、上昇志向を持っていたいものですが、なかなかそういうわけにはいきませんよね。どんなに努力したって望む結果が得られないことはあります。結果が伴わない中で高いモチベーションを保つのは難しいです。そんなときに、「もう少し頑張ってみようかな」と思える話をします。

 

 

皆さんは、竹、という植物を知っていますか。はい、知ってますね。

 

では、竹がどのように成長するか知っていますか?意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

 

竹は5年ほどかけて高さ20m ほどにまで成長します。発芽してからは、1日1m 以上伸びることもあります。とんでもないですね。

 

 

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ところが、発芽するまでには、非常に長い時間を要するのです。5年のうち、なんと4年もの時間が準備期間にあてられます。つまり、地面の下で地下茎を成長させるのです。そして、十分な養分を吸収できる力を手に入れてから、5年目での成長を始めるわけです。

 

 

生きてさえいれば、目に見える結果、成果が出なくてもいいのです。自分なりに考え、努力し、成長しようともがいてください。それは無駄になりません。

 

必ず糧になる時が来ます。

 

あなたの努力1つ1つが、植物の根っこのように、あなたを支えるでしょう。

 

 

そして、いつか、見せてやってください。我慢に我慢を重ねて得た成長を。

 

 

今回もお付き合いいただきありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"At" の解釈 

 

AT についての悩み・疑問

・時間を表すときに、on / in など他の前置詞と迷ってしまう。

・go to と arrive at にニュアンスの違いはあるの?

・at the store は、店の中、それとも外?

・イディオムが覚えられない、なんで at じゃなきゃいけないのかがわからない!

  (good at, at peace etc...)

 

 

 

 

 

これらを解決します!!!!

 

 

みなさまお疲れ様でございます。ふろみーです。

 

 

今回は前置詞 "at" について、私なりに説明をしてみようと思います。簡単なようでいて、実際に使うのは難しい前置詞です。前回までのように、イメージを基にして捉えていきましょう。

 

 

1. at のイメージ

 前置詞 at のイメージは以下の通りです。

 

 

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 イメージワードは、「複数の中から1つを選ぶ、狙う」です。

 

 

2点、注意しなければならないことがあります。1つ目は、狙う1点は止まっている場合が多いのですが、動いている場合もあるということです。(at the bird)

 

2つ目は、「狙う」のですが、狙った1点に完全に到達していないこともあるということです。そこまで大事なものではないので、急いでいる人は飛ばして読んでください。

 

クイズです。2つの文で、サルを撃つことができたのはどちらでしょう。

 

1) He shoot the monkey.

 

2) He shoot at the monkey. 

 

モンキーハンティングわかりやすく解説してみた【力学の超頻出】 | 受験物理ラボ

 

 

 

 

 

 

 

 

サルを撃ち殺すことができたのは、1) です。at は狙う、というイメージがありますが、到達のイメージは持ち合わせていません。特別大切なニュアンスというわけではないので、余力があったら覚えておきましょう。それよりも大切なのが次からのトピックです。

 

 

2. at の使われ方

例文を提示しながら、それぞれどのように at が使われているのかを説明していきます。

 

We are going to meet at the store. 

 

待ち合わせの場所の候補は、the store の他にも、the restaurant でも my home など複数あったが、the store を選んで、そこで待ち合わせをすることにした。この、複数の中から1つを選ぶ、という感じが at のイメージとマッチしていますね。一番簡単な at といえるでしょう。

 

その他に考えてほしいのが、at は地点としての場所というイメージがあります。つまり、 the store の中、というよりは、地図上での the store という場所、という感じになります。本来は、買い物をする場所としての the store を、ただの地点としての場所、という意味にしてしまうのが at です。(このことに関しては、また後で扱います。、

 

 

I'm good at English. 

 

これも難しくありません。国語、数学、化学など、様々な強化がある中で、英語が得意、という感じですね。

be good at/ be bad at : ~が得意/ 不得意

よく使われますし、英作文でも使える表現です。

 

 

A drawning man will catch at a straw. 

 

 

少し難しくなりました。「溺れる者は藁をもつかむ」ってやつです。

 

まず着目したいのは、will です。「するだろう」とすぐに訳してしまいがちですが、意志の意味を覚えておきましょう。今の場合は「しようとする」が適切ですね。

 

話を at に戻しましょう。なぜ、catch a straw ではないのでしょうか。考えてみましょう。ヒントは、場所の at です。

 

 

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難しいですね。

では、自分がおぼれている場面をイメージしてみてください。(恐)

 

いきなり、脚をつってしまいました。足場を探そうとしますが、見つかりません。それでも何とか助かろうとしてもがきます。

 

そんなときに、藁が浮いているのを見つけました。

 

あなたは、そんなことしてもどうしようもないと思いながらも、藁をつかもうとするでしょう。

 

しかし、焦っている人が、水面で揺れている藁を確実につかめるでしょうか。

 

ここに、at が使われる理由があります。

 

 

おぼれている人が、確実に藁をつかめる、つかんだ、という保証はありません。では、おぼれている人は何をつかむかというと、「藁があると思っている場所」をつかむのです。

 

 

ポイントは、対象への未到達、そして at の場所化です。未到達は、わらをつかんだかつかんでいないかがわからないというだけの話です。

 

at の場所化は、先ほども少し触れましたが、at の後ろに名詞を置くことによって、その名詞の持つ機能を失わせて、その名詞の場所、という意味になるということです。例えば、the restaurant は、食べたり、飲んだり、おしゃべりしたりするところです。しかし、at the restaurant ではその機能は大事ではなくなっており、むしろ、地図上においての the restaurant の場所、ということになります。

 

 

話を元に戻します。藁は本来、飼料にしたり、生活用具を作ったりするものですが、その用途は at the straw では大事ではありません。

 

the straw の場所、そこをおぼれている人がつかもうとする、つかめたかどうかはわからない。このニュアンスを出すために、 at が使われているのです。

 

 

 

3. その他の前置詞との使い分け

〇 go to と arrive at 

 

どちらも、場所への到達を表す表現ですね。和訳だと「行く」、「到着する」というように訳されていることが多いです。では、そのニュアンスの違いはどのようなところにあるのでしょうか。

 

to は矢印です。そのため、始まり、途中、終わりがあります。一方で、at は、到達点、すなわち終わりの一点しか表しません。つまり、始まりと途中は at では表しきれません。

 

 

* I arrived at the school from my house. 

* I arrived at the gym via a national road. 

 

上の2つの文はどちらも正しいとは言えません。1つ目の文は起点、2つ目の文は経過を表そうとしていますが、arrive at との相性は良くありません。

 

 

和訳してみると違和感があるので、それでも上の文が誤りであることがわかるでしょう。ですが、at が到達だけの意味しか持たないということを理解していると、様々な場面で役に立ちます。

 

 

〇 時間を表す on/ in/ at 

 

非常に難しいテーマです。ぶっちゃけ、ネイティブでないと理解できないような感覚もあります。ただし、ある程度は理解することが可能ですので、紹介していきます。

 

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矢印が時間軸を表しています。なんとなく図にしてみるとわかるでしょうか。

 

at は、ごくごく限定的で、on, in と比べて狭いです。比べて in は幅がある感じですね。on は、時間にくっついているイメージから、動きやすく、変わりやすいものに使われることが多いです。

 

ex.) 

at 10 o'clock, at noon, at night 

in the morning, in this year, in a week 

on Tuesday, on April 1st, on that day 

 

 

ツッコミを入れたくなるところもあるでしょう。night は幅があるのになんで at なんだ!!とかね。

 

 

こればっかりはノンネイティブにはわからない感覚ですし、ネイティブに聞いてもわからないでしょう。そういうもんなんだと覚えるしかないです。寝れば夜はすぐに明けるなって考えればいいかもしれませんね。(強引) 

 

 

4. 終わりに

お疲れ様でした。 限定的、狭い、一点、場所化の前置詞、at を扱いましたが、いかがでしたでしょうか。

 

最後の、時間に関しては、使い分けは非常に難易度の高いところになります。もちろん正しく使えればそれに越したことはありませんが、間違っていても言いたいことが伝わらないわけではありません。失敗を恐れずに行きましょう。人間は、限定的なことだけを表すことができる at とは違います。一度のミスや誤りが、その人の英語力の乏しさを表すというわけではありません。

 

 

さて、私は大学生活も後半に差し掛かったところにいるのですが、そろそろ卒業した後のことを考えなければならないです。大学院にいくのか、社会にでるのか。職業の選択だってたくさんあるのでその中から一つを選ばなければなりません。今のところ院進はあまり考えていないので、なんらかの職を選ばなければならないという話になります。

 

 

そのときによくあるのが、安定をとるか、やりたいことをとるか、という2択ですね。みなさんはどちらを取りますか。

 

 

私たちはやりたいことを仕事にした方が良い、ということをなんとなくわかっているのだと思います。だから、やりたいことを取れ!!と他人にアドバイスしますが、いざ、自分が選択する立場になったときに、その選択をするのは難しいものです。そこで、僕から一つ、選択の助けになる(かどうかわからない)アドバイスをしてみます。

 

 

 

私は、人生の中でしなければならない選択に明確な正解は無いと思っています。上の選択の場合なら、やりたいことを取っても、安定を取っても良いと思います。どちらも間違っていないと思います。

 

 

本当の間違いは、選択をした後、企業なり会社なりに入った後、頑張らないことです。入社できたという事実にあぐらをかき、周りが頑張っているのを傍目に見ながらコーヒーを飲むことです。ミスをして上司に叱られたときに、口だけで謝罪を述べるだけで直そうという意思を持たないことです。

 

 

自分が頑張らないことには何も生まれません。頑張れば、どちらの選択をしても何か生まれます。何かを手に入れられます。もちろん、何も生まれないと思ったら、やめる勇気を持つことも大切ですけどね!!

 

 

頑張ろう!!!!AT our best!!!

By の解釈

みなさまお疲れ様でございます。huromy です。

 

 

今回は前置詞 by を取り扱います。今までに習ったことのないような方法で by を説明してみようと思います。

 

  • なんで受け身(受動態)の文で by が使われることが多いの??
  • 「~のそば」という意味で習ったのに、それで訳せない by が多くて困る。
  • by が使われる熟語が難しくて覚えにくい。。(stop by, day by day...)

 

などのような悩み、疑問が私のもとに寄せられております。(大嘘)

 

これらを私なりの解釈で説明してみようと思います。それでは見ていきましょう。ゆっくりしていってね

 

 

 

 

 

1. by のイメージ

 

イメージを基にして、by を紐解いていきましょう。by のイメージはこんな感じです。

 

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ふざけてないですよ笑。

 

このイメージから取り出してほしいのは以下の3つです。この3つが、by 

の核心ともいえます。

 

 

①太鼓が赤ちゃんの近くにある(傍)

②赤ちゃんは太鼓で遊べる(手段)

③赤ちゃんは太鼓に触れる(影響)

 

 

まだわからないと思います。( )の中の言葉を見ればなんとなくわかる、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

次のトピックで詳しく解説していきます。

 

 

 

 2. by の意味その1

まずは、さっきの①から③までの意味を、例文を使ってみていきましょう。

 

①のキーワードは、「傍」です。

 

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ex) 

She is siting by the desk. 

I succeeded my job because the company standed by me. 

 

「机のそば」、「私のそば」というように使われているのがわかります。おそらく、中学校の英語で一番初めに習う意味なので、知っているよ、という人も多いのではないでしょうか。

 

 

②は「手段」です。

 

Please contact us by mail if you have questions. 

He caught her by the arm. 

 

 

少し解説しますね。上の文を頭から解釈すると、

 

私たちに連絡してください、(手段は?)メール、もし質問があったら。

 

彼は彼女を引き留めた、(手段は?)腕で。

すなわち、彼女の腕をつかんで、引き留めた。という意味になります。

 

 いかがでしょうか。この by は、手段は?どうやって?と置き換えることによって解釈が簡単になります。

 

 

③は、「影響」についての by です。非常によく使われる by です。

 

 

This book was bought by Mr. Kato. 

Drug is prohibited by laws in Japan. 

 

 

見たことありますよね。受け身、受動態の文で使われる by です。

 

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受け身の文で使われる by は、影響を与える主体を表しています。例文を解釈してみましょう。

 

この本は買われた、(動作の主体は?)加藤さん。

 

麻薬は禁止されている、(影響の主体は?)法律、日本では。

 

 

これら3つの意味を少し派生させて生まれたものを次に紹介します。

 

 

 3. by の意味その2

先ほどは、 by の意味を3つに分けましたが、ここでは少し発展的な意味を取り扱います。ここがわかれば by は完璧です。

 

とはいっても、先ほどの3つの意味のうち、「手段」「傍」は出てきません。「影響」を少し発展させて生まれるものになります。それでは見ていきましょう。

 

 

(1) 

In this shop, apples are sold by the kilo. 

Eggs are packed by the dozen. 

 

「~ごとに」と解釈される by です。「単位の by 」などと呼ばれることもあります。

 

こんなの覚えられない!!と思ってしまいそうですが、暗記は不要です。「影響」の一種であると考えることが可能です。

 

 

 

参考になるかどうかはわかりませんが、以下の画像をご覧ください。イチゴが工場でパック詰めされているイメージです。

 

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ベルトコンベア上のイチゴが、by でパックの影響を受けることによって、パック詰めされるって感じです。ここで、もう一度例文を出してみます。解釈してみましょう。

 

 

In this shop, apples are sold by the kilo. 

Eggs are packed by the dozen. 

 

この店では、リンゴが売られている。そのリンゴは、1キロの影響を受けている。

⇒ 1キロのリンゴがその店で売られている。

 

 

卵がパック詰めされている。その卵は、ダース(12個を1と数える単位)の影響を受けている。

⇒ 卵は1ダースごとにパック詰めされている。

 

 

 

2 multipled by 3 is six. 

3 の影響を受けた2 は 6。

 

This room is 10 meters by 15 meters. 

この部屋は10m が15m の影響を受けている。

⇒この部屋は縦10m 横15m である。

 

これらは少しわかりづらいもしれません。英語ではそういう言い方をするんだな、くらいにして、イメージと関連させられるようにしましょう。どちらにせよ、数学の「かける」は by、「1kgにつき」は by the kilo、などと丸暗記するよりも、「影響の by 」の一種としてイメージから連想させる方がかなり効率が良いはずです。

 

 

 

 4. 終わりに

今回は by を扱いましたが、いかがでしたでしょうか。意味はたくさんありますので、それらをすべて覚えるのは大変ですし、イディオムに関しても全て暗記するのはほぼ不可能です。

 

 

赤ちゃんと太鼓のイメージがあれば、それらもほぼ解決できるはずです。「そば」、「手段」、「影響の主体」というイメージワードでもよいかもしれませんね。

 

それすらも面倒な人は、「影響」だけでも良いかもしれません。「影響」を与えられるほど「そば」にいる、だから「手段」として使うことができる、そうして考えられれば、「影響」だけで十分でしょうね。単位だったり、掛け算だったり、いろいろめんどくさい意味はあるのですが笑

 

 

 

「影響」というと、我々人間は、日々、他者からたくさんの影響を受けていますね。特に、SNSを介して、会ったこともないような人や有名人とも関わりを持つことができます。便利な時代であると同様に、他者から、あまりにも多くの影響を受けすぎているのではないかと思います。

 

 

自分が良いと思ったものでなくとも、周りが良いと言っているから、有名人がもっているから、そんな理由で何かを買うことはありませんか。

 

それがダメというわけではありません。ファッション、メイク、ヘアースタイルなどは、流行るから意味があるようなところがありますからね。ただ、SNS を見る度に、自分だけがもっている「良い」の基準が失われてしまっていくような気がします。

 

 

かく言う私も例外ではありません。私にも SNS で影響を受けすぎたことがあります。

 

私はスニーカーが好きで、いろいろオンラインストアで探すことがあるのですが、衝撃的なものを見つけました。それが BALENCIAGA のTriple S というスニーカーです。有名なので知っている人も多いかもしれません。興味がある人はググってみてください。

 

第一印象はダサい、でした。全然スタイリッシュじゃないし、履きずらそう、という感想を持ちました。ところが、あまりにも有名人が履いてるので、いやでも目にします。何度も見ているうちに、欲しい、と思うようになりました。(お金がたりなくてまだ買えてないんですが、)

 

 

このエピソードで、どのような感想を持つでしょうか。SNS を通して、BALENCIAGA の魅力に気付くことができた、と捉えられます。同時に、SNS によって、自分の好きの感情が変えられてしまった、ともいえるでしょう。

 

 

どちらの解釈も可能です。どちらも間違っていないと思います。

 

 

どちらにせよ、私は、自分の心が他人の色に染められることなく、常に自分の色をもっていたいと、そう思います。

 

 

今回も長々とご覧いただきありがとうございました。

次回扱う前置詞は少し考え中です。"at"かなあ、と思ってますが、まだ未定です。

 

 

"FROM" の解釈

みなさまお疲れ様でございます。

 

 

今回は前置詞"FROM" を扱います。

 

 

中学校で英語を習ったとき、一番初めに習った前置詞が"from" だったと思います。(私の頭調べ)

 

その時は、「~出身」という意味で習います。なーんだ簡単じゃん、と思った矢先、

different A from B で「A とBは異なる」みたいな熟語覚えさせられます。

 

ふーん。「出身」以外にもあんのね。とか思ってると、高校入ってから先生がこんなこと言いだします。

 

make of とmake from はどちらも「~でできている」とかいう意味だけど、使い分けがきちんとあって~~。 みたいな笑。

 

 

度々現れ、その都度別の意味を覚えるのが当たり前になっています。

 

 

ですが、暗記をしたくないのが私なので、今回もイメージ化を用いて、極力暗記をせずに、"from" の持つ意味を解釈していきたいと思います。イメージ化を知らないよ、って方でもぜひ読んでみてください。

 

それではさっそく始めます!!

 

 

1. "from" の基本イメージ

 

 

 

 

さっそく、"from" のイメージを紹介しましょう。こちらです!

 

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なーんじゃこりゃって感じですね。

 

織姫と彦星が天の川を挟んで対岸にいますね。2人の間には距離があるといえます。

 

これが"from" のイメージです。言葉にすると「距離感」が適切です。例文を見てみるとよくわかると思います。

 

 

ex) I got a call from Mr. Sato. 

「佐藤さんから電話を受け取った。」という文ですが、意味は無視しましょう笑。

 

今、私とMr. Sato がいる場所には距離があるから電話をするのですが、このような状況で使われるのが"from"になります。前置詞はたくさんありますが、"from"しか当てはまりません。

 

ex) I received a letter from my parents. 

これも上と同様に、I とmy parents が離れたところにいるから手紙のやりとりをするわけですね。簡単に解釈できると思います。

 

 

 

2. イメージを用いた解釈

イメージをご紹介しましたが、ここでは少し複雑な意味を扱います。頑張りましょう。

 3つに分けて、"from" をもっと理解しやすくしていきます。

 

 

He prevented me from going.

prevent は中学校レベルだと出てこないのかな。覚えてないけど。私はセンター試験とか、大学の二次試験対策とかで勉強したような記憶があります。

 

prevent: 妨害する、邪魔する という意味ですね。prevent 人 from doing「人が~するのを妨げる。」 が有名でセットで覚えた人も多いでしょう。

 

 

しかし、イメージを用いると、この暗記も不要になります。上の例文は以下のように解釈できます。

 

 

 

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と考えるとどうでしょうか。自然と、「彼は妨害して、私が行くことを阻んだ。」=

「彼は行かせてくれなかった。」というように解釈できませんか?

 

 

His name was deleted from the list. 

delete はそこそこ難しい単語かもしれませんね。パソコンが得意な方でしたら、右上にdelete というキーがあるのがわかると思います。「消す、消去する」という意味になります。

 

すると、his name とthe list の間に距離感がありますね。his name がもうthe list の上にないということが感覚でわかると思います。

 

 

die of/ from と make of/ from  

 最後に、"of" と"from"の違いがはっきりわかるようになりましょう。

"of" のイメージは私のブログの"OF の解釈"を参考にしてください。"of" を言葉で表すと、「弱い繋がり」でしたね。それを思い出しながら、以下の例文を解釈して、ニュアンスの違いまで考えてみてください。

 

 

ex) 

1. Thousands of people died from the poverty in the country. 

 

2. Thousands of people died of the poverty in the country. 

 

単語の違いは"from"と "of"だけです。考えてみてください。答えは下にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、"of" は直接的であり、"from" は間接的であるということです。

つまり、1 の例文は、「貧困が直接的な理由で多くの人が亡くなった。」ということです。

 

2 の例文は、「貧困に関連したこと(食料が買えない、治療を受けられないなど)が原因で、何人もの人が亡くなった。」という意味になります。

 

 

んー、なんか納得できない。そんな大差ないんじゃないの。

 

という声が聞こえてきそうです。

 

 

実はその通りで、die に関しては、of/ from が明確に区別されないこともあるみたいです。ですので、長々とやってきましたが、そこまで深く考える必要はないです。爆笑。

 

 

「なんのために読ませたんだ。時間返せ!!!」という声が聞こえてきました。はい、さーせん。

 

でも of/ from が明確に区別されることもあるんです。みんな大好き、make の後ろに来る場合ですね。早速例文を見てみましょう。

 

ex) 

That desk is made of wood. 

Beer is made from barley. 

 

あの机は木でできている。

ビールは大麦から作られる。

 

どちらも意味は変わりません。ではなぜ使い分けがされるのでしょうか。

考えてから下にいってね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"of" は「弱い繋がり」です。そのため、材料と完成品との間に一定の関係が視覚的にわかるものに使われます。

 

一方、"from" の距離感というイメージは、材料と完成品との間に、関係がほとんどないように見える、思われる場合に使われます。

 

上の例文では、机は、その見た目から、木でできているということがわかります。

ところが、ビールが大麦からできている、というのは見た目から判断するのは難しいですね。そのような使い分けがされます。

 

 

大学受験の勉強でこのようなことを勉強する高校生は多いと思います。でも、このようなイメージを理解することによって、暗記の量はグッと減らせますよ。

 

 

3. 終わりに

 

今回は「距離感」の前置詞"from" を取り扱いました。いかがでしたでしょうか。

 

social distance とか三密とかが言われてる今の時世に、良くも悪くもぴったりはまっていると思います。

 

 

 

ところで、イメージのところで織姫と彦星を登場させましたが、2つの星がどのくらい離れているか知っていますか??

 

織姫星つまりベガと、彦星アルタイルは15光年離れているそうです。つまり2人が光速で動けたとしても、会うのに7~8年かかります笑。1年に1回会うことができるなんておとぎ話の中だけなようです。

 

 

 

それはさておき、人間関係においての距離って大事ですよね。人間関係、悪いよりは良いほうがいいでしょう。良い人間関係を構築するためには、自分の言いたいことをグッとこらえて相手に譲ったり、嫌なときでも相手のお願いを聞いたりすることが必要になってくると思います。

 

 

確かにそれは大事なことでしょう。でも、相手に合わせすぎたり、人間関係を大事にしすぎるあまり、自分の意見を発信するのを恐れていませんか。

いつの間にか、相手の意見=自分の意見になっていませんか。

 

 

周りに流されすぎると、本来の自分がどんな風に考えるのかがわからなくなってしまって、次第に本来の自分が心からいなくなってしまうような、そんな気がします。 

 

 

 私は少数派であったとしても自分の意見は言うようにしています。でもそれは大学という狭いコミュニティだからできることですし、上級生だからできることでしょう。実際社会に出て、上司に面と向かって自分の意見を言うことは、難しいでしょう。

 

 

心の中の自分を殺すか、社会の中の自分を殺すか。

 

 

この問題は、いろいろな曲の歌詞に現れています。(にわかが語るとガチファンの方に叱られてしまいそうですが)欅坂46の曲には本当によく現れているような気がします。

 

 

一番顕著なのが『不協和音』。何かのテレビ番組でこの曲をやっていたのですが、平手友梨奈さんの「僕は嫌だ!!!」で魂が震えたような気がします。歌詞を意識しながら聞いてみてください。また違った捉え方ができるでしょう。

 

 

そして、不協和音とかサイマジョとか流行るってことは、みんな心のどこかで、この問題を考えているからではないか、と思います。

 

 

 

何が言いたいかって、こういう歌詞作れる秋元康さん神。マジ神。

 

 

 

 

今回はこの辺で。お付き合いいただきありがとうございました。次回は"TO"を扱います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OF の解釈

みなさまおはようございます。huromy です。

 

 

今回は"OF" を扱います。

 

"A of B"= 「B のA」と習ったと思います。ここで一言いいですか?

 

 

それやめませんか。

 

 

どゆこと?と思った方もいらっしゃると思います。

 

私が言いたいのは、"A of B"を見たときに、いちいち、「B のA」と後ろから訳すのをやめませんか、ということです。

 

じゃあどうするんだよ、ってなりますね。ここで役に立つのが基本イメージです。私の考えるイメージを用いることによって、後ろから訳すことが不要になります。

 

それではやっていきましょう。

 今日の目次です。

 

 

1. "of" の基本イメージ

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"of" の基本イメージは上の通りです。言葉にすると、「繋がっている」が適切でしょう。私はもう一つ、「前後の弱い関係」と考えると良いと思っています。

 

 

ところで"of" には他の前置詞と比べて意味が多いということを知っていますか。"for" の次に多いような気がします。他のサイトを見ればいかに意味が多いかがお分かりいただけるでしょう。

 

もちろんそのすべての意味はイメージの派生で生まれたと考えられるのですが、そのたくさんの意味についてここでは触れないことにします。

 

 

 

 

2. "of" の例文いろいろ

いくつか例文を提示してみます。イメージを頭に浮かべながら見てみてください。そして後ろから訳して綺麗な日本語訳を作ろうとするのではなく、単語と単語の間にある程度の繋がりがあることをイメージして、文全体の意味をなんとなく把握しようと努めてみてください。

 

 

 

ex)  

 a glass of orange juice 

the gulf of Tokyo   (gulf: 湾) 

May I ask a favor of you? 

Mr. Tanaka is afraid of ghosts. 

I'm thinking of you. 

The picture reminded me of my hometown. 

I'm slow of washing dishes. 

She died of cancer. 

 

 

 

それぞれ

 

 

グラス⇔オレンジジュース

湾⇔東京

親切な行為⇔あなた

恐れている⇔幽霊

考えている⇔あなた

私⇔故郷

遅い⇔皿洗い

死んだ⇔ガン

 

どうでしょうか。イメージから考えても良いですし、「前後の弱い関係」または「繋がっている」という言葉でも解釈が可能だと思います。

 

 

もう少し長い文でも練習してみましょう。

 

ex) 

Most of  people say that they have to take better care of their children because they don't have to think of money. 

 

 

We must develop and maintain the capacity to forgive. He who is devoid of the power to forgive is devoid of the power to love. There is some good in the worst of us and some evil in the best of us. When we discover this, we are less prone to hate our enemies. 

                                                                                                        Martin Luther KIng, Jr.

 

 

 

いかがでしたでしょうか。2つ目は相当難しいと思います。そもそも単語が難しいですしね。繰り返しますが、大事なのは、後ろから訳さないことです。前から前から、イメージを使いながら理解していくことです。

 

2つ目の方を少し解説(?)します。

我々は発達させ、保たなければならない。能力を。許す。彼(一般の人)、力に欠けている。許す。は欠けている。愛する力。いくらか良さがある。悪い時の我々にも。そしていい時の我々にも悪さはある。時、我々が発見する、これを、我々はしにくくなる。敵を憎く思う。

 

日本語だけ見ると、は???って感じですよね。

 

でもこれを見てから、もう一度英語を読んでみてください。わからなかった単語の意味や文構造が何となくわかって、理解しやすくなっていると思います。

 

わからなくっても、大丈夫です。テーマが難しいのと、文脈から推測ができないからです。テーマに関しては、TOEICTOEFLでも扱われないようなテーマです。日本国内だと、「名言 英語」とか調べないとこのような文には会わないでしょう。

 

 

だから全く問題ありません。大事なのは"of" のイメージを理解して、繋がっているという感覚を持つことです。

 

 

"of" に関してはこれで以上です。というと、いろんな人から叱られてしまいそうです。たしかに"of" にはもっとたくさんの意味があるし、イメージだけで対応が難しいような熟語もあります。 

 

しかし、ほとんどの意味はイメージによって解釈が可能です。例えば、"of cource" は一見、あまり関係がなさそうに思えます。ですが前後の文脈が、一定のコース、つまり道に必然的に繋がっている、と考えたら「もちろん」という意味になります。

 

 

 

 

 3. 終わりに

 今日は"of" を取り扱いましたが、いかがでしたでしょうか。

 

「繋がり」の前置詞"of" です。人間と一緒ですね。

 

我々は様々な人との関わりを求め、その繋がりの中で生きていきます。今は感染症への対策を講じなければならないため、以前と比べると、繋がりは希薄になったのではないかと思います。

 

ところで、それが私たちに与えているのはマイナスの影響ばかりでしょうか。考えてみたことはありますか。

 

 

話は少し変わるのですが、大学の授業でおもしろいことを勉強しました。簡単に言うと、一見長所と考えられることでも、視点を変えるとそうではなくなることがあるのです。短所についても同様です。

 

そんなこと知ってるよ、という声が聞こえてきそうです。

 

 

では、それを今の社会や自分に当てはめて考えたことはありますか。

 

 

コロナ禍で大変な思いをされている方がたくさんいらっしゃると思います。

・大学1年間をずっとオンライン授業で過ごした方

・コロナ禍でバイトの収入が減ってしまった方

・解雇されてしまった方

・なかなか売り上げ、業績が伸びない方

 

なかなかこの環境を変えることは難しいでしょう。

 

 

ですがこのような環境を「どう捉えるか」、は変えることが可能です。

 

 

家にいる時間が増えたなら、ずっとスマホを見るのではなく、資格の勉強をしたり、本を読んだり、将来について深く考えてみたり。

 

今までの仕事がなくなってしまったなら、それは新しいことを始めるチャンスになります。

 

今までのやり方でうまくいかないのなら、それもまた新しいことを考え、挑戦する良い機会になるでしょう。

 

 

 

しんどい中でも、きっとプラスの光はあります。普通に過ごしていては見えません。見つける努力をしましょう。発想を変えましょう。

 

 

物事には無限の解釈が可能です。それを知るだけで、一回りも二回りも成長できるはずです。

 

 

今回はこの辺で。なんだか"of" よりも、最後の方がボリュームのある内容になってしまったような気がします笑。

 

ご覧いただきありがとうございました。次回は"from" を扱う予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IN の解釈

みなさま、お疲れ様でございます。huromyです。

 

 

今日は、前置詞"IN" を取り扱います。あまりin の使用について疑問に感じたことのない人も多いかもしれません。ですが、下の例はどうでしょう。

 

  • in Englishってよく聞くけど、with English じゃないのはなんで?
  • in order ってどういう意味?
  • Coffee is rich in caffeine. 「コーヒーはカフェインの中にいっぱい。」??
  • in two hours は「2時間以内」ではない???

 

全部わかる方は少ないのではないでしょうか。

 

ですが、in の意味をすべて暗記する必要は全くありません。

 

必要なのは、in についての理解を深め、自分なりの考えを持って対処することだと思います。皆さんの学習の参考になればと思い、私なりの"in" のイメージを紹介しようと思います。

 

 

 

 

こんな感じで今回は進めてまいります。3がなんか嫌ですね笑。でも心配はいりません。なんとなく読み進めていただければと思います。

 

 

1. "in" の基本イメージ

 

 

 

まずは"in" の基本イメージから入りましょう。こちらです!!

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なんかリアクションに困るイメージですね。当たり前と言われれば当たり前のような気もします。

 

箱の中に円が入っている感じ。ただし、平面の中に円があっても大丈夫です。つまり、2次元でも3次元でも、囲いの中に何かがある感じです。

 

apples in a box: (3次元の)箱の中にリンゴ

 I live in Tokyo. (2次元の)東京という場所に住んでいる。

難しくありませんね。ですがこのイメージがもとになって、他の意味も生まれていきます。

 

 

2. 基本イメージの派生

 

 

派生によって生まれた意味を、ここでは3つに絞って説明したいと思います。

 

 

 

1. 状態

 

 

 

in danger, in control, in order などがあります。

 

ex) Soldiers must march in order.

 

orderとは秩序のある整然とした状態のこと。その状態で行進をしなければならないということです。対義語は、out of order. 機械とかが壊れた、ということで使われることが多いですが、順番がおかしかったり、秩序が乱れている時にも使われます。

 

2. 従事

 

 

 

従事とは、ある物事に関連している、それを仕事として関わるということです。ですので、この場合のin の後には、固めの単語が来ることが多いです。

 

ex) I work in my business. 

     He engaged himself in economics. 

 

仕事に一生懸命取り組んでいる、経済学に携わっている、ということですね。I, He をそれぞれbusiness, economics の中に置いている、と考えるとわかりやすいかと思います。

 

 

3. 範囲

 

 

 

ex) Coffee is rich in caffeine. 

 

なんか変な感じがするかもしれませんね。この使い方を知らないと、「コーヒーはカフェインの中でたくさんある。」みたいに訳してしまいそうです。A in B はAがBの中にある、と訳されるのが普通なのですが、この意味に限っては、逆になっていますね。

 

 

範囲とそれ以外の意味との区別をする方法は簡単です。A in B でAとBどちらが大きいのが考えるのです。上の文なら、コーヒーの方がカフェインよりも大きいと考えるのが自然ですね。

 

いずれにせよ、箱の中にモノが入っているイメージで解釈することが可能です。

 

 

3. イメージで説明できない意味

 

 

 

今まで、"in" を見てきて、少しは理解が深まったかと思います。私も、ここまではイメージで理解ができると思っています。

 

ですが、どうしてもイメージ化で説明できないものがあったのです。私はこれを

 

「in two hours ; 2時間後問題」と呼んでいます。

 

そのままです。in の後に時間が来ると、「~以内」という意味になることもあるのですが、多くの場合、「~後」になるのです。

 

 

ex) Please come here again in 15 minutes.  15分後にもう一度ここに来てください。

 

可能な限り、図でイメージ化してみました。ただ、まだ改良の余地はあると思います。

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「範囲」のときと同じく、in の後の語(15 minutes)が箱の中に入っている感じです。そしてその箱をnow とcome here の時間が挟んでいますね。

 

 

このように考えると、まだ腑に落とせるかと思います。いろいろネットや本で調べてみたのですが、なかなか私が納得できるような説明はありませんでした。

 

ですので、in の後ろに時間がきていたら「~後」と覚えてしまってもいいでしょう。それ以外の意味に関しては、全て基本のイメージで対応できると思います。 

 

4. "in"についてもう少し詳しく

 

 

 

少し難しい話をします。今までの話で物足りない方はどうぞ。

 

ex) What is "makura" in English?

 

という文を見たとき、なぜ with でなくin なのか、と考えたことはある人はいますか。中1くらいで、言語の前にはin を付ける、と習いますが、なぜでしょうか。

 

さらに、以下のような文もあります。

 

ex) Please translate this Japanese into English. 

 

「日本語を英訳しなさい」、という意味ですが、English の前にはin でなくinto が来ています。なぜでしょうか。

 

私なりの解釈を紹介します。

 

 

 

日本語の「犬」は、英語では"dog" でフランス語では "chien"、ドイツ語では"hund" です。ただし、どんな言語話者でも、頭の中のニューロンの段階では同じだと思うのです。つまり、日本語話者でも英語話者でも、頭で考えているときは日本語でも英語でもない、言語の前段階のものであるのです。そしてそれが日本語のトンネルをくぐり、日本語の世界に入って初めて、「犬」となるのです。

 

わかりにくい説明ですね。図にしてみます。

 

 

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このように考えてみるとどうでしょうか。もう一度例文を提示します。

 

 

ex) What is "makura" in English? 

 

 

上の文で、with English としてしまうと、日本語や英語が手段として考えられることになります。英語のネイティブスピーカーはそのようには考えません。そうではなく、上の図で示したように、言語の前段階のものが、どのトンネルを通って何の言語の世界にいったか、ということを考えるのです。

 

こう考えると、Japaneseや Englishといった言語の前の前置詞は自然と"in"になることが納得できるでしょう。言語の前段階にあったものが、今、どこの世界にいるのか、ということが大切なわけですから。

 

ですので、1つ目の文を解釈すると、

日本語の世界では「枕」と呼ばれているものは、英語の世界ではなんと呼ぶのですか?となります。(ちなみに枕は英語で"pillow" です。余談ですが『枕草子』は"The Pillow Book" と訳されているようです。)

 

さらに2つ目の文も、上図の考え方で解釈が可能です。

 

 

ex) Please translate this Japanese into English. 

 

 

なぜ in でも with でもなく into なのか。"translate A into B"が「AをBに翻訳する。」ということを暗記できる人なら疑問にも思わないでしょう。ですが私のような暗記の苦手な人はそんなことを考えてしまうのです。そしてこの疑問も、上の図によって解釈が可能です。

 

そもそも into とは、in + toです。囲まれた状態(in) に入っていく(to)というイメージです。  図に戻ると、into がトンネルにあたることがわかるでしょうか。日本語や英語という言語の世界に入っていく、その入り口にあたるのがトンネルですね。

 

例文の解釈に移ります。

 

this Japanese が伝えたいこと(=言語の前段階)を変えずに、それを英語の世界へと入れ直せ(into )というわけです。

 

5. 最後に

 

 

 

 いかがだったでしょうか。"in" についての理解が深まりましたか???

 

前までのブログでも書いているのですが、このブログは誰かに見てもらうため、というよりは自分の考えを整理するために始めたものです。ですので、わかりにくい、と感じるところも少なからずあると思います。

 

 

少しでもわかりにくさを感じた方は、自分でもっともっと、"in" について考えてみてください。そして自分なりの説明を考え、作ってみてください。そうすることによって、より自分の中での理解が深まります。

 

特に"in two hours; 2時間後問題" はまだイメージ化に完全に成功してはいません。

 

もしかしたら暗記するしかないことなのかもしれません。

イメージ化は不可能なのかもしれません。

全く意味のない無駄なことなのかもしれません。

 

 

今の社会は、何をするにも意味を求められます。会議で上司に、「なぜそう思ったのか。」と尋ねられた時に「なんとなく。」と答えたらどうなりますか。即クビ案件ですね笑。

 

 

でも今私がしていることはまさにそれなのです。「なんで前置詞の解説ブログをやってるの?」「え、わかんない笑。なんとなく。」これ以上何も答えられません。

 

少なくとも、今はほとんど役に立たないだろうと思います。でも将来、この勉強が役に立てればいいなと。

 

 

ある行動に意味を与えるのは、「今」であると同時に「未来」でもあるかもしれません。そうだとしたら、「未来」に役に立つことなんて、予測できますか。無理ですよね。特に今後の情勢が予測しにくいこの時世では。

 

 

だから私は、いろいろなことに興味を持てる人間でありたい。「未来」に花を咲かせられる種を「今」たくさんもっておきたい。

 

 

そんなことを考える今日この頃です。

 

私の住んでいるところではあと少しで桜が咲きそうです。たまには桜を見ながら読書でもしようかな笑。

 

 

今日もお付き合いいただきありがとうございました!!

次回は前置詞"OF" を取り扱います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ONの解釈

みなさま、こんにちは。huromyです。

英語について私なりに考察したことを紹介するブログです。

 

今回は"ON" についてみていきます。

 

 

「上に」でしょ??と思うかもしれません。

 

 

しかし、下の疑問を見てみてください。

  • 「頼りにする」のdepend on / rely on で"on" が使われるのはなぜ?
  • "on and off"で「ときどき」という意味になるのはなぜ?
  • "a fly on the ceiling"は、「天井の上にハエ」?
  • "on fire"は「火の上に」? 

 

ここで、"on"にたくさんの意味がある、ということを言いたいのではありません。それではただ暗記が大変になるだけです。

 

 

私の目標は、イメージ及びイメージワードを用いることで、前置詞を根本から理解する、ということです。

 

 

 

実際に見ていきましょう。

 

 

 

 

 

1."on"のイメージは「接触

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こんな図を考えてみました。私が考える"A on B"のイメージです。上だけでなく、横にも〇があるのがわかります。̻四角と円が「接触している」。これが"on" のイメージです。このイメージから解釈可能なものを下にまとめました。

 

・a fly on the ceiling : ハエが天井にいる

・a ring on her finger : 彼女の指のリング

・The restaurant is on the left. : そのレストランは左の方にあるよ。

・on time : 時間通りに etc..

 

いかがでしょうか。上の2つは実際に見えるモノなのでわかりやすいかと思います。the left や time など、目に見えないものだとわかりにくいですね。

 

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on time は上図の通りです。会議やデートなどの出来事が、ある特定の時間にぴったりと接している。そんなイメージです。絵にしてみるとわかりやすくなったのではないでしょうか。どんどん行きましょう!!(at, in などとの使い分けについてはまた別の機会に触れたいと思います。)

 

 

 

2. 「接触」から派生して生まれた意味

ここでは大きく3つに意味を分類してみました。

ひとつずつ見ていきましょう。

 

負担・依存

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基本イメージを少しいじってみました。ここで注目したいのは、A がB に重さという負担をかけているということと、B はA がなくなったら落ちてしまうということです。つまり、B はA に依存しているということです。基本イメージがこのように変化することを覚えておきましょう!

 

では、負担・依存の意味をもつ"on" を見ていきます。

I put pressure on him.  

He still depends on his parents. 

We live on his salary. 

She cheated on him. 

 

 

それぞれ

 

him にプレッシャー(という負荷)をかけている

両親に頼っている(依存している)

彼の給料に頼って(依存して)生活している

彼を騙した(=負荷をかけた)

 

 となります。難しくありませんね。

 

 

 

テーマ 

使われる頻度としては非常に低いので、飛ばして読んでも問題ないです。

 

続いて、テーマの"on"です。 先に具体例を見てみます。

 

I will make a report on psychology. 

We watched the movie on the Crimean War.

 

難しくはないと思いますが、"about"の方がイメージとしては強いかもしれません。「~について」と訳される"on" です。 "about"よりも"on" の方が公式的な場において使われることが多いです。

 

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psychology の上にある report の図です。このままだと何も伝わってきませんが、reportが psychology によって成りたっている、psychology に基づいた report と考えると良いです。

 

もしくは report と psychology が接触している、と考えても良いです。

 

 

どちらにしても、「~についての」「~に関しての」という意味が導き出されます。

 

意味を覚えてしまえば手っ取り早いでしょう。ですが、このような手順を踏むことは暗記の前段階で役に立ちます。

 

ただ、"on" に「~について」という意味がある、と覚えるよりも、ストーリーを追った方が簡単に暗記できます。

 

 

状態

"on" で人や物の状態を表すことができます。と、言われても全然イメージがわきませんよね。具体例から見ていきましょう。

 

I go to Sydney on business. 

The mummy is on display at the museum.

The house next door is on fire. 

 

これらも難しくありませんね。イメージとしては、四角Aにボンドで円Bをくっつけた感じでしょうか。そうするとなかなかその状態から変化しませんね。

 

 

以上で、"on" の派生によって生まれた意味の紹介を終えます。「これだけ?」と思われるかもしれませんが、私は、これだけの意味があればほとんど全ての"on" を解釈できると思っています。

 

 

3. イディオムに現れる"on" 

ここではイディオムで"on"がどのように使われているかを見ていきます。それぞれの使われ方を見ながら、理解を深めていきましょう。

 

・on and off 

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イメージ化すると、上のようになります。どうでしょう。何かの出来事が、あるときは起こったり(on)、でもあるときは起こらなかったり(off)、そんな感じです。または、電気のスイッチをon にしたり、off にしたりを繰り返す感じでしょうか。日本語にすると、「ときどき」、または「断続的に」あたりが適切でしょう。

 

・Go on to the next page. 

TOEICのリスニングセクションで、次のページに進むときにこのように読まれます。なぜ、"Go to the next page."でなく、"on"が入るのでしょうか。

 

 

 

 

TOEICにはたくさんの問題があって、受験者はそれらを解かなければなりません。ここで、私たちは問題に集中、つまり意識を問題に「接触」させるわけです。「その集中を次のページの問題に移動させてください。」という意味で"on" が使われているのです。

 

・work on 

これは「負担・依存」の意味が使われています。何かしらの課題、仕事があって、力を加えることによってそれを減らしたり、無くしたりする感じです。タスクに圧力を与えている感じ、と言い換えることもできるでしょう。

 

 

4. "on" への対処

今まで、"on" のイメージ化からさまざまな意味を見てきました。「なるほど。これで暗記が簡単になるな。」と考える方もいることでしょう。

 

 

ですが、私は、暗記はしてほしくないのです。

 

 

言いすぎましたね笑。言い換えましょう。暗記は最低限にとどめてほしいのです。

 

 

暗記をしたほうが簡単に言語化できるので、試験のためには意味を覚えてしまったほうが良いことも多いと思います。 ですが、綺麗な訳をする必要が無い場合もあります。例えば、長文を読んでいる時にいちいち全ての文を訳していたのでは時間が足りなくなります。リスニングではもっと悲惨なことになるでしょう。

 

そんな時には、イメージを頭に浮かべるようにしましょう。最初にお見せした、四角と丸のイメージです。「接触」というイメージです。

 

例えば、

a fly on the ceiling という文に会ったとしましょう。もし、試験中に、この文を日本語に訳す必要があったら、暗記をしていたほうが便利でしょう。しかし、そうでなかった場合、とにかく早く読み進めたい場合、私の頭の中はこんな感じです。

 

a fly: あーね。ハエがいたのね。

on : ハエがどっかに触れてるのね。

the ceiling : 天井ね。

 

いちいち訳すよりもこのように読んだほうが圧倒的に早いです。もっと難しい文章でも同様です。

 

Albert Einstein gave a big impact on the field of physics.

 

Albert Einsteinは与えた。でかい影響を。その影響は何に接してんの?物理の分野に。

 

どうでしょうか。

このように読むことで、巻き戻して読む必要がなくなります。「アインシュタインが物理の分野に大きな影響を与えた。」と訳すためには後ろから訳し上げる必要があるのですが、その必要がなくなります。

 

 

5. 終わりに

 今回は"on" 特集をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。私なりに説明をしたつもりですが、わかりにくいと感じた人もいたことでしょう。ぜひ、自分なりに考察を深めて、自分オリジナルの説明ができるくらいまで、落とし込んでみてください。きっと、きっと、きっと、誰かの役に立つ日が来ます。

 

 

これからも私のブログでは、いろいろな前置詞について私なりの解釈を紹介していきます。

 

最初のブログで書いたように、"on" の正しいイメージなんて、誰も説明できません。ネイティブに聞いたって、"Pardon??", "What??"と返されるだけでしょう。では私はなぜこんなことをするんでしょう。

 

 

それは、私にも上手く説明はできません。ただ、なんとなく、将来の自分の役に立ちそうだと思っているからです。本当にそれだけです。全く予想がつかないこの時世に未来を語るのもポジティブすぎますが笑。

 

 

でも、10年後。20年後。僕と出会う人に、何か良い影響を与えられたら。私が"on" の主体となり、会った人に、何か少しでも与えることができれば。(「負担」かもしれませんが笑。)

 

 

閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていて

きっと きっとって僕を動かしてる

                      (終わりなき旅 Mr. Children 1999年)

 

 

だから。これからも。I'll keep ON going.

 

長々とお付き合いいただきありがとうございました。次回は前置詞"IN" を扱う予定です。お楽しみに!!!